INTERVIEW 02
施工管理
土木の知識ゼロから、
頼られる存在になるために。
土木部 施工管理 | 2017年入社
M.J.

入社を決めた理由は?
300t吊りの起重機船を前に目が釘付けに。
就活の時、様々な業界がある中で、海洋土木という分野があることを知りました。元々海が好きだったこと、また初めて仕事の内容を聞いたとき、「普通では体験できないことができそう」と興味が湧き、会社説明会に参加。その後の現場見学会で和歌山県内で一番大きな300t吊りの起重機船を前に目が釘付けになりました。何という大きさ、スケール感。こんな船と共に規模の大きな仕事をしてみたいと強く惹かれました。
また経済学部だった自分に、人事担当の方に「大丈夫ですよ。文系の方も多いですから」と言っていただいたことでも勇気づけられ、入社を決めました。

仕事内容とやりがいは?
工事中の問題を解決できたとき。
工事全体を指揮する「現場代理人」として、工程管理やコスト管理、図面確認、協力会社への指示出し、さらにコンクリートの強度試験のチェックなど、安全性の確認も行っています。やりがいを感じるのは、工事中に出てきた問題を上司や協力会社と相談しながら解決できたとき、予定通りに工事が進んだとき、そして無事に工事を完了できたときです。
また、現場では人間関係も重要です。日頃から雑談を交わしたり、困っている様子があればすぐに声をかけるなど、常にコミュニケーションを心掛けています。「M.J.さんの仕事だからやるんやで」と協力していただけることもあり、大きな励みになっています。

今後のビジョンは?
CIM※の技術・知識を磨きたい。
土木分野では設計図面を3D化し、計画から設計、施工、維持管理などのプロセスで共有化するCIMの導入が進んでおり、今後、急速に普及すると見られています。現在、社内でCIMを使える社員が少ないため、私は積極的に勉強中。近い将来に、「CIMなら彼に」と頼られる存在を目指しています。
また、発注していただいたお客様に工事を報告するプレゼン資料においては、パワーポイントが必須で、その資料の精度が評価にもつながります。現場の専門知識の習得はもちろん、デジタルの知識も磨いて、施工管理技士として総合的に信頼される存在になりたいと思います。
※CIM(Construction Information Modeling/Management)は、土木分野でBIM(Building Information Modeling)を参考にした情報化施工の仕組みです。

自分をつくっている、地域をつくっていると感じる仕事は?
関わってきた現場全てが、地域をつくっている。
工事現場では、発注者の方、協力会社の方など多くの方と関わりながら経験を積みます。入社当初は厳しく指導を受けることもありましたが、今になってみると、それが活かされていると感じることもしばしばです。本当に一つひとつの経験が成長の糧となり、自分をつくっていると感じます。
地域をつくっていると感じるのは、自分が携わった土木工事が道路や歩道など地域の一部となったときです。普段は何気なく使うものですが、通るたびに地域づくりに貢献していることを実感します。関わってきた現場はすべて、地域を支える大切な役割があり、その一部をつくり上げたという誇りを持っています。


就職活動をしている方へメッセージ
この仕事の醍醐味は、スケールの大きさと完成したときに大きな達成感を味わえることです。入社したら自分が立てた目標に向かって努力し、ものごとを達成する経験をたくさん積んでほしいと思います。一つ目標を達成するたびに、人間として大きく成長できることを実感できるからです。
また、東組にはやりたいことを実現できる環境があります。若い人からの意見も会社はきちんと考えてくれるので、面談の際などに自分の意見や希望を伝えることも大切です。
