海を舞台に、地域を守り、インフラを建造する。それが海洋土木の仕事。
防波堤、護岸、浚渫(しゅんせつ)など、事業の範囲は広く、
国土交通省から出された「国土強靭化計画」により、その使命はますます重要になっています。
また、南海トラフ地震の影響が想定される和歌山では、地域を守る最前線の仕事でもあります。
気候の変化に左右されやすい海の工事は困難もありますが、
大規模なプロジェクトを完成させた達成感は、何ものにも代え難いものです。

01

施工管理

海の未来を築く、現場のリーダー

施工管理職は、現場全体を統括し、工事の安全・品質・工程・予算を管理する重要な役割を担います。東組では主に海洋土木施工管理を中心に、浚渫(しゅんせつ)、海底地盤改良、防波堤、護岸などの工事を手掛けますが、近年は陸上土木にも力を入れ、道路や橋梁の建設など幅広い工事を担当。様々な現場で施工計画をもとに職人さんを指導しながら工事を進めることで、地域の暮らしや産業に直接貢献し、未来を支えていると言えます。

02

工事事務

オフィスから現場を支えるサポーター

現場支援職は、施工管理職の負担を軽減するために生まれた新しい職域。ITスキルやコミュニケーション力を活かしてオフィスから現場をサポートし、工事担当者が品質管理や次世代育成など本来の業務に集中できる環境をつくります。
社内向けアプリ制作や、働きやすさを示す「ユースエール認定」の取得支援など多岐にわたる業務を担当。社内の各部署から感謝され、事業の円滑な運営を支えることで大きなやりがいを感じられる職種です。

03

海洋船舶 海上技術員

海を舞台に活躍するマルチクラフター

船舶職は、海洋開発船舶の操縦から、船に装備された最先端の電子システムや大型機械の操作、各種甲板作業、作業指揮、甲板全体の管理まで幅広く担当するマルチクラフターです。海上での作業は常に揺れが伴い、高度な技術と判断力が求められます。
船上では、港湾や橋梁など海の環境に関わる構造物をつくるための多様な海洋開発技術を実行。専門的な技術と知識を高めながら、海の環境を守るために貢献する、スケール感あふれる職種です。

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営業

プロジェクトを動かすプロデューサー

営業職は、国・県・市、ゼネコンなどからプロジェクトを受注する窓口となる仕事です。東組の技術力や実績を強みとして提案し、利益と現実的な落とし所を見極めながら交渉を重ねます。工事が始まるとプロジェクト全体を統括する立場となり、大規模工事に関わることで、判断力や調整力が磨かれます。自分の提案で契約が決まり、地域や社会に役立つ工事が動き出す瞬間は、他では味わえない喜びがあります。

海は豊かさをもたらすと同時に、時に大きな脅威ともなる存在。
そんな海と対峙し、未来を築くためには?海洋土木の未来を考えます。

海と未来をつなぐ、海洋土木の挑戦

東組が手がける海洋土木事業は、気候変動や自然災害の増加に伴い、ますます重要性を増しています。私たちの仕事は、海と共に生きる地域の安全や暮らしを守り、次世代へ安心して引き継ぐための基盤づくりです。これからの海洋土木には、高度な技術と柔軟な発想が求められます。ドローンやICTの活用による効率化や安全性の向上、AIやロボットを活用したスマート施工など技術革新が進む分野でもあります。

海と向き合い、未来の社会を築いていく── 東組は、このダイナミックな仕事を、チャレンジ精神にあふれた若い世代と共に、もっともっと活性化させていきたいと考えています。

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